FAT32に対応したFreeDOS 1.1が公開

    後藤大地  [2012/01/06]

    FreeDOS is a free DOS-compatible operating system for IBM-PC compatible systems.

    FreeDOSの最新版となる「FreeDOS 1.1 ディストリビューション」が1月1日(米国時間)に公開された。公開されたのはISOイメージのディストリビューションで、CD-ROMでシステムを起動してから、ハードディスクへインストールしての使用を想定している。FreeDOS 1.0ベースオンリー版の代替新バージョンとしての位置づけとなる。

    FreeDOS 1.1の主な新機能や変更点は次のとおり。

    • FAT32バグを修正した新しいカーネル2040を採用
    • 高性能TCP/IPアプリケーションの導入
    • USBコントローラの初期サポートとUSBフラッシュディスクの限定的サポートの導入
    • 新しいインストールメニューの導入
    • PCI-IDEドライバのアップデート
    • メモリドライバのアップデート
    • 各種プログラムのアップデート

    FreeDOS 1.1ディストリビューション起動例

    FreeDOS 1.1使用例

    defrag実行例

    help実行例

    カーネル2040はFAT32に対応したカーネルと説明されているが、同梱されているほかのすべてのプログラムがFAT32に対応しているわけではないので、使用には注意が必要。またFreeDOS 1.0との互換性も保証されていないことから、移行する場合には事前に試験を実施して確認を取る方がよいとみられる。

    FreeDOS 1.1は、FreeDOS 1.0が公開されてから5年以上経ての最新版となり、プロジェクト発足からカウントすると17年から18年ほどが経過している。

    FreeDOSは、BIOSの更新用プログラムや組み込みシステムなどで採用されることが多いディストリビューション。軽量で扱いやすいという特徴があり、MS-DOSで利用していたソフトウェアを使用するためのOSとして採用されることもある。

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