AppleのiAd担当トップに元Adobeの広告担当役員が就任、事業てこ入れに向け

元Adobe Systemsで広告担当エグゼクティブのポジションにあったTodd Teresi氏を米AppleがiAd担当のトップとして迎え入れたとAll Things DigitalのPeter Kafka氏が1月4日(現地時間)に報じている。iAdはQuattro Wirelessの買収で2010年夏からスタートしたAppleの広告サービスだが、同部門を率いていた元QuattroトップのAndy Miller氏は2011年夏にAppleを去っており、この代わりとなる人物を探していたといわれる。Teresi氏はAdobeで一連の広告企業買収に携わっており、その手腕を見込まれた形のようだ。

なお、この件はBloombergが最初に報じており、Kafka氏の報道はそれを補完する形となった。Teresi氏はAdobe在籍時代にEfficient Frontier、Demdex、Auditudeといった企業の買収に携わっており、同社内における広告プラットフォーム構築に尽力したことが知られている。Quattroの技術をベースに開発されたiAdだが、斬新でクリエイティビティが高いとの評価がある一方で、単価の高さやAppleによる度重なるクリエイティブへの介入で顧客獲得に苦戦しているとの話が出ており、Teresi氏の最初の仕事はこのプラットフォームのてこ入れとなる。組織としてはオンラインサービス担当のEddy Cue氏の直下に就くことになり、Teresi氏はCue氏へと報告を行う形になるようだ。

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