楽天証券は、同社が提供しているスマートフォンアプリ「iSPEED(アイスピード)」をバージョンアップし、27日にAndroid版「iSPEED for Android Ver2.0」の提供を開始した。同様の機能強化が行われたiPhone版「iSPEED for iPhone Ver2.2」の提供開始は、2012年1月上旬を予定している。いずれも利用料は無料。

「板入力機能」を搭載し、板から指数の指定が可能に

iSPEEDは、リアルタイム性や簡便な操作性が特徴のモバイル版トレーディングツール。今回のバージョンアップでは、「注文照会」機能が拡張されて過去1年間の注文状況が管理できるようになったほか、「約定照会」機能が新たに追加され、過去1年間の約定状況が照会可能となっている。さらに、過去15カ月間の国内株式の損益の概算を、銘柄や期間等で絞り込んで表示する「実現損益」機能も追加された。

また、注文画面で表示する板情報の価格をタップすることで、指値を簡単に入力できる「板入力機能」も搭載し、スマートフォン上での操作性が向上している。