NECは12月21日、M2M(Machine-to-MachineまたはMachine-to-Management)技術を活用しセンサで測定した大気中の放射線量をPCやスマートフォンで閲覧可能な仕組みを容易に構築できる「CONNEXIVE放射線測定ソリューション」の販売を開始したと発表した。

同ソリューションは、センサや端末などをクラウド上のサーバに接続して付加価値を実現するM2M技術を利用した「CONNEXIVEクラウドサービスアプリ提供サービス」の新サービスとなる。

具体的には、学校・病院・公園などの生活区域の屋内外に設置した放射線センサの測定データを定期的にクラウド上のサーバに収集・蓄積することにより、PC・スマートフォン・携帯電話などの身近な端末からの情報閲覧を実現する。

室内用1タイプ、屋外用2タイプの計3タイプの放射線センサが用意されている。室内用は、センサをUSB経由でPCに接続して手軽に利用することが可能(測定範囲:0~20マイクロシーベルト/時)。屋外用は2タイプ共に自立型で、測定範囲が0~99.99マイクロシーベルト/時のバッテリを装備(満充電時約5日間の稼働可能)し太陽光パネルで電源の自律供給も可能なタイプと屋内タイプと同精度でバッテリや太陽光パネルがなく手軽に導入できるタイプがある。