ニワンゴは12月16日、ニコニコ生放送にて12月22日20時30分から『JAXA宇宙航空最前線 第6回 「あかり」が見た宇宙 ~赤外線天文~』を放送すると発表した。ナビゲーターは石田紗英子氏。ゲストには、あかりのプロジェクトマネージャーであるJAXA 宇宙科学研究所 赤外・サブミリ波天文学研究系 教授の村上浩氏を迎える。

赤外線天文衛星「あかり」

あかりは、日本初の赤外線天文衛星。2006年2月22日に打ち上げられ、2011年11月24日に運用が終了している。「銀河がいつどのようにして生まれ、現在の姿に進化してきたか」「星の誕生とその周りで惑星がどのように形成されたのか」というプロセスの解明を目的と調査を行い、約134億年前の宇宙でできた第一世代の星の光を検出することに成功するなど、多くの成果を上げている。

番組では、プロジェクトマネージャーである村上浩氏の口から、あかりがもたらした成果や開発秘話、「赤外線天文学」という研究分野の概要などが紹介される予定。コメントやメールで寄せられた視聴者からの疑問にも答えていく。