チューリッヒ保険は15日、スマートフォンのGPS機能を活用し、交通安全情報をリアルタイムで配信するサービス「Care(ケア)インフォ」を開始した。

「Careインフォ」画面イメージ:交通事故多発エリアに近づくと、(1)プッシュ通知で知らせて、(2)交通安全のためのアドバイスを表示する(出典:チューリッヒ保険Webサイト)

同サービスは、同社が無料で提供している自動車保険見積りアプリ「Z-Gate(Z-ゲート)」の新機能となる。同アプリをインストールした利用者が交通事故多発エリアに近づくと、スマートフォンのGPS機能により待受画面に自動的にアラートを発信し、交通安全のためのアドバイスを示すという。

現在地周辺の情報を歩行者にリアルタイムで発信することができるので、子どもの通学や土地勘のない場所への外出時などの際に活用できるとしている。

同社はあわせて、従来のiPhone/iPad版に加えてAndroid版「Z-Gate」を新たに導入したことを発表。これにより、同アプリを利用可能な機種はiOS 4.0以上、またはAndroid 2.1以上を搭載した機種となった。なお、iOSやAndroidの一部端末など一部非対応の端末がある。

「Z-Gate」画面イメージ(出典:チューリッヒ保険Webサイト)