Windows Internet Explorer 9

Microsoftが公開した2011年12月分の累積セキュリティアップデートに、IEに対するセキュリティ修正が含まれていることが「IE 9.0.4 Available via Windows Update」において紹介されている。影響を受けるブラウザはIE6からIE9までと広く、Microsoftはすべてのユーザへセキュリティパッチの適用を推奨している。Windows Updateなどで適用可能。

セキュリティ脆弱性の影響を受けるWindowsのバージョンとIEのバージョンの組み合わせは「Microsoft Security Bulletin MS11-099 - Important : Cumulative Security Update for Internet Explorer (2618444)」に詳しく掲載されている。特にWindows 7またはServer CoreではないWindows Server 2008 R2で動作しているIE9の脆弱性に注意する必要がある。

該当する環境のIE9は細工されたWebページを閲覧することでリモートから任意のコードを実行される危険性がある。ブラウザを実行しているユーザの権限で実行可能であるため、管理者権限を与えたユーザアカウントで操作している場合には特に注意が必要。迅速なセキュリティアップデートの適用が望まれる。