2012ミス・ユニバース・ジャパン ファイナリスト選考会および発表会が11日、都内で行われ、東京オーディション通過者と各地方大会上位通過者の合計44人が審査に臨み、勝ち残った9人と各地方大会優勝者16人の合計26人がファイナル進出を決めた。

前列左から田中美里さん、辻川いずみさん、近藤智美さん、下地あいのさん、岡島麻友さん、原綾子さん、松井由貴美さん、長嶺花菜さん、吉村そらさん、岸本美穂さん、清水絵夢さん、香月彩那さん、橋本智美さん、後列左から滝沢杏弥さん、吉井絵梨子さん、佐藤歩子さん、清水絵未里さん、高橋佑奈さん、須藤秋那さん、森なな子さん、阿部みほさん、叶里沙さん、西山美咲季さん、阿部明日香さん、吉竹倫子さん、佐藤梨恵さん 拡大画像を見る

約4,000人の応募者の中から全国17都市でオーディションが行われ、各地方大会優勝者がファイナル進出。この日のセミ・ファイナルでは、東京オーディション通過者と各地方大会上位通過者44人が、残りのファイナリスト9枠を巡ってウォーキングや自己PR、質疑応答などの1次審査と2次審査に臨んだ。

この日の審査でファイナル進出を決めた埼玉県出身の橋本智美さん(20)は「今ある姿と4月にある姿が全く違うと言われるように一生懸命頑張りたいです」とヤル気を見せ、すでに九州大会で優勝してファイナル進出を決めた熊本県出身の吉村そらさん(22)も「感じる心を忘れずに自分にしっかり自信を持って頑張りたいです」と意気込んだ。

そんな彼女たちに2010ミス・ユニバース日本代表の神山まりあは「私はステージで何を話していたのか分からない状態でした。皆さんも緊張すると思いますが、緊張を楽しむことが大事なこと。自分の欲しいものを考えて笑顔を見せれば良いですよ」とファイナルに向けたアドバイスを送った。

また、東日本大震災の被災地でもある宮城県出身の原綾子さん(23)は、震災後にボランティア活動をしていたそうで「私の家はヒビが入った程度ですが、知人や友人の多くが被災したので、その人たちのためにも世界へ行きたいです」と話し、「日本人らしさ東北人らしさを武器に、誇りを持って戦って行きたいですね」と視線は早くも世界に向いていた。 この日選ばれた9人とすでにファイナル進出を決めた各地区の優勝者17人の合計26人が、来年4月1日に大阪で行われる日本最終選考会に臨む。