JR東海とJR西日本、阪急電鉄は8日、新大阪駅北口通路の開設について発表した。通路の供用開始については、2012年8月22日を予定している。

連絡通路の開設で、新大阪駅と駅北側地区の行き来が便利に

新大阪駅では現在、新幹線ホームなどの改良と駅コンコースの改良を中心に大規模な工事が行われ、あわせて駅と駅北側地区を結ぶ歩行者動線も整備を進められている。

通路は駅の3階部分につくられる予定で、新大阪駅北口を新設し、阪急電鉄が建設を進める新大阪阪急ビルの建物内コンコースへつながる。ここから歩道デッキを通じて新御堂筋などへ出ることも可能で、新大阪駅と駅北側地区が結ばれるという。

JR東海では、これにあわせて新大阪駅コンコースなどの改良についても発表。新大阪阪急ビルへの連絡通路の近くに、「中央きっぷうりば」が設置され、今年12月18日より使用を開始する。

また、入場専用の中央入口、出場専用の中央出口に関しては、ともに入出上可能となるように改良を行い、中央入口は「中央口」へ、中央出口は「南口」へそれぞれ名称を改める。使用開始のめどは、「南口」が来年2月、「中央口」が来年5月となっている。