キリンホールディングスのキリン食生活文化研究所はこのほど、「職場の人とのお酒の飲み方」についての意識調査の結果を発表した。対象は20歳以上の男女で、有効回答は10,662人。調査はインターネット上で行われ、調査期間は10月17日から27日。

調査結果によると、職場の人とお酒を飲む時の1回当たりの平均予算は、昨年より111円少ない4,247円で、エリア別に見ると上から北陸、東海、東北となっている。最下位は近畿圏で、上司と飲む場合は3,917円、同僚と飲む場合は3,978円、部下と飲む場合は4,847円となっている。また、参加人数にかかわらず、部下とお酒を飲む際におごる1回当たりの金額の平均は、昨年より112円多い7,217円だった。

職場の人とお酒を飲む目的や期待は、上司・部下のいずれと一緒の時も「コミュニケーションをとりたい」がトップとなり、これに「楽しくいろんな話をしたい」、「仕事や人間関係に関する情報収集」が続いた。職場の人とお酒を飲む機会は、同僚・上司・部下ともに約半数が「必要」と考えており、上司と飲む頻度を増やしたいのは、20代が一番多く22%となっている。

上司と飲む機会の必要性 資料:キリン食生活文化研究所

上司と飲む機会を増やしたいか? 資料:キリン食生活文化研究所

一緒にお酒を飲みたい上司と部下を有名人に例えた結果は、男性の上司は北野武が初のトップ、女性の上司は天海祐希が3年連続でトップとなった。一方、男性の部下は向井理、女性の部下は綾瀬はるか(それぞれ2年連続のトップ)、男性の同僚は福山雅治、女性の同僚は天海祐希がトップとなっている。