日本アイ・ビー・エムは11月25日、プライベートクラウド環境の構築を支援する「IBM プライベート・クラウド構築支援サービス」を提供すると発表した。同サービスの料金は個別見積りとなるが、仮想サーバ10台程度の構成の場合、700万円程度からとなる。

同サービスは、企業向けのプライベートクラウド環境構築に必要な機能を追加・網羅した。基本機能として、ユーザーからの仮想リソース予約リクエストを受け付けるセルフサービスポータル機能や標準化した仮想リソースの自動プロビジョニング機能が提供され、オプションとして、「既存システムやパブリッククラウドとの連携機能」、「ワークフロー機能」、「仮想リソースの状況監視機能」が提供される。

「プライベート・クラウド構築支援サービス」の概要

ワークフロー機能では、仮想サーバ作成時の承認ワークフローなど、企業でのクラウド利用において必要なワークフローを、個々の顧客の要望に応じてカスタマイズして提供する。