NTTドコモは24日、同社のLTEサービス「Xi」対応スマートフォンの発売開始イベントをヨドバシカメラマルチメディアAkibaにて開催した。本日発売された端末はドコモのLTEサービスXiに対応したスマートフォン端末「GALAXY S II LTE SC-03D」(Samsung製)。

本日から発売が開始された「GALAXY S II LTE SC-03D」

冒頭、イベントに登壇したヨドバシカメラ代表取締役社長の藤沢昭和氏からは「驚異的な予約の数をいただいていると聞いています」と喜びの報告があった。続いて壇上に登ったNTTドコモ代表取締役社長の山田隆持氏は「GALAXY S II LTEはドコモのXi対応スマートフォンのフラッグシップモデルと考えている。1.5GHzデュアルコアCPU、4.5インチの大画面ながらスリムで軽い。そして、Xiに対応しているので外出中でもブロードバンドを快適に楽しめる。iPhone 4Sを含めた現行のスマートフォンの中でも最高峰の機種で、必ず満足していただけると思う」と力強くアピールした。

また、スペシャルゲストとしてCMキャラクターの堀北真希さんが登場。普段は動画を見たり、料理アプリを利用しているという彼女は「今回発表されたXi対応スマートフォンはどれもスタイリッシュで使ってみたくなるものばかり」と目を輝かせていた。

テープカットを行う堀北さんと山田社長

囲み取材で山田社長は「GALAXY S II LTE SC-03Dは今年度と来年度で80万~100万台くらい売っていきたい」と具体的な販売台数を名言。他のキャリアに先駆けてドコモが発売する形となったLTE対応端末だが、「Xi対応スマートフォンの速さは使っていただくと実感してもらえると思う」と語り、「iPhone 4Sに匹敵する機種。クリスマス商戦にも充分対抗していける」と、販売にかなりの自信をもっている様子だった。記者陣からは、携帯電話の周波数帯の割り当てに関して「いわゆるプラチナバンドと呼ばれる700MHz、900MHz帯をオークションにかけるという提言がされていますが」という質問があったが、それに対しては「経費を負担するオークションであると認識しているが、我々としてはすぐにでもその周波数帯が利用したいと思っている。オークションにすると、スピードの面で時間がかかるんじゃないか、という懸念がある」とコメントした。

(提供:AndroWire編集部)

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