モバイルマーケティング・ジャパンとネットマイルは、ネットマイルリサーチパネルのうちスマートフォンユーザーのみの「スマホパネル」会員を対象に「スマートフォン、PC、フィーチャーフォンの利用」に関する意識調査を実施した。

同調査はスマートフォンを使って行われ、有効回答数は902。性別は女性33.5%・男性66.5%、年代構成は20代以下13.7%・30代38.0%・40代34.9%・50代以上13.3%となっている。

所有するデバイスに関する質問では、ノート型PCの所有率が約4割弱、デスクトップPCが約3割となったが、ノート型PCとデスクトップPCの両方を個人用に所有している人が、全体の約2割に上ることがわかった。

所有するスマートフォンはAndroidOS 51.1%、iOS 48.9%と、ほぼ半数ずつ

スマートフォンの購入によって、PCの利用行動に変化があったか尋ねたところ、「利用頻度の減少」「やることの幅の減少」など約半数が何らかの変化があったと回答。「個人用PCをほとんど使わなくなった」という回答も約5%あった。

スマートフォンとPCで閲覧するWebサイトのカテゴリーを比較してみると、「ゲーム」「SNS」などスマートフォン向け機能が充実しているサイトの他、「ニュース/天気」「地図/路線情報」などの生活情報についても、スマートフォンを利用している人が多い傾向が見られた。

ショッピングでPC利用者が多いのは、セキュリティや入力項目の操作性の問題か

「あなたにとってスマートフォン/PCはどのような存在か」という質問に対して、PCはスマートフォンと比べて「ショッピングのためのツール」「動画閲覧デバイス」という回答が多く、スマートフォンは「コミュニケーションツール」「ゲームデバイス」という回答の割合が高かった。

個別の回答では、スマートフォンに対して「SNS関連のコミュニケーションツールとして最適」「生活に便利なものが無料で使える」「出張でパソコン忘れてもスマートフォンがあれば何とかなる」「電話機としては使い勝手が悪い」などの意見が挙げられた。