ライムライト・ネットワークス・ジャパンは11月16日、日本国内でコンテンツ配信ソリューションの提供を開始することを発表した。
同社が同日より提供を開始したソリューションは、スピードが重要視されるEコマースサイトなどでのコンテンツ配信ニーズに対応する「Limelight Accelerate」と、広告挿入サービスも含むモバイルデバイス向け配信最適化ソリューション「Limelight Reach」、配信・管理・分析・収益化といった動画のオンライン配信に関するワークフローを網羅するSaaS型Webサービス「Limelight Video Platform」の3種類。
「Limelight Accelerate」に含まれるサービスは以下の通り。
- Limelight Accelerate Commerce: ユーザーの離脱率低減を実現するためのサービス。
- Limelight Accelerate Web Applications: ユーザーの滞在時間を向上させるためのサービス。
- Limelight Accelerate Mobile: モバイルデバイスへのWebアプリケーション配信最適化サービス。
- Limelight Accelerate Express: 迅速なユーザー対応("タイム to アクション")を実現するためのサービス。
また、「Limelight Reach」には以下のサービスが含まれる。
- Limelight Reach Video: コンテンツのエンコード、フォーマット、デバイスへの配信を行うためのサービス。
- Limelight Reach Ads: iOSやAndroid OS搭載デバイス向けに最適化された動画広告挿入サービス。
これらのソリューションは、同社がこれまでに提供してきたCDN(Content Delivery Network)製品に対する"付加価値製品"として位置づけられており、直販のほか、SIerや通信キャリアなどを通じた拡販が行われる見通し。
なお同社は、国内においてすでに約250社のCDN利用顧客を有しているが、今後は「CDNベンダーからソリューションプロバイダーへの転換を目指す」(同社)としている。