TIOBE Programming Community index

TIOBE Softwareから2011年11月のTIOBE Programming Community Index (PCI)が公開された。

TIOBE PCIは複数の検索エンジンの検索結果から対象とするプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。2011年11月におけるインデックスは次のとおり。

プログラミング言語 インデックス 備考
1 Java 17.874 16ヶ月連続1位
2 C 17.322
3 C++ 8.084
4 C# 7.319 5位から4位へ浮上
5 PHP 6.096 4位から5位へ下落
6 Objective-C 5.983 上昇傾向
7 (Visual)Basic 5.041
8 Python 3.617
9 JavaScript 2.565 10位から9位へ浮上
10 Perl 2.078 9位から10位へ下落
11 Ruby 1.502
12 PL/SQL 1.438

先月はC言語にかなりのところまで迫られたJavaだが、今月は若干持ち直している。PL/SQLが12位にエントリした以外は特に目立った動きはなく、ここ最近の傾向が継続したといえる。

TIOBE PCIでは年に1回、その年にもっとも大きくインデックス値を伸ばしたプログラミング言語を選出して讃えている。現在のペースでいけばObjective-Cが今年の受賞対象ということになる。もっとも、TIOBE PCIの説明にもあるが、同じような状況が2009年および2010年の年末にもあった。いずれの年もObjective-Cが受賞と見られたが、最後に滑りこみでGoとPythonがそれぞれの年でアワードを獲得している。今年は、Googleが新しく発表したプログラミング言語「Dart」が伏兵として潜んでいる。