米Googleがソーシャル・アルゴリズムを開発するKatangoと、Webのインタラクティブ技術を開発するAptureを買収した。

Katangoは、オンライン上のつながりを解析し、自動的にグループ化する技術を開発していた。例えば、買収されるまで提供していたiPhoneアプリは、ユーザーのFacebookアカウントなどに接続してソーシャルネットワークを分析し、コンタクトを"意味のあるグループ (家族、会社の同僚、取引先、ヨガ・クラス参加者など)"に自動分類した。GoogleではGoogle+チームに統合され、Google+のサークル機能の強化に努めるという。

Aptureは、Webページ内でポップアップを通じて、他のサイトの情報やマルチメディアコンテンツにアクセスする技術を開発してきた。ニュースサイトやブログ向けに、読者が記事ページを離れずに関連するコンテンツ(動画、画像、マップ、オーディオ、ドキュメントなど)を確認できるサービスを提供。Financial Times、Reuters、Washington Postなどに採用された。また、Webページで語句を選択するだけでポップアップ内で検索できるブラウザ用拡張機能をリリースした。GoogleではChrome部門に加わる。

Aptureを用いて、記事から直接ビデオ、画像、検索などにアクセス