東芝パソコンシステムは11月9日、Intel Atom D525を搭載した組み込みマザーボード「TEM410」を開発し、2012年1月より発売することを発表した。

同製品は同社マザーボードのラインナップであるTEMシリーズの1つで、Atom D525を搭載することで、低消費電力かつ高い処理能力を実現しており、アミューズメント機器やデジタルサイネージ機器、マルチファンクションプリンタ、産業用コントローラなどの市場向け組み込みマザーボードとしての展開を考えているという。

基板サイズは17cm×17cm、PCI Expressバス(×16コネクタ、×4動作)を標準装備し、CFスロットも搭載しているほか、インタフェースとしてGbE LAN×2、USB×6、シリアル×2、SATA×3などをオンボードで備えている。

また、3年間を標準とした長期供給をうたっており、組み込みOSのサポートや動作保証なども可能としている。

組み込みマザーボード「TEM410」