Net Applications - Usage Share Statistics for Internet Technologies.

Net Applicationsから2011年10月のモバイルOSシェアが発表された。10月はシェアが大きく変動している。これまでiPhoneやiPadのOSであるiOSのシェアが過半数を超え高い影響力を持っていたが、10月はさらに大きくシェアを増やし、61.50%まで増加した。これは10月にiPhone 4Sが新しく販売されたことが原因ではないかと考えられる。

2011年10月モバイルOSシェア - Net Applications報告

2011年10月モバイルOSバージョン別シェア - Net Applications報告

2011年10月モバイルOSシェア - Net Applications報告

2011年10月モバイルOSバージョン別シェア - Net Applications報告

順位 モバイルOS シェア 推移 備考
1 iOS 61.50% 大幅に増加。成長傾向
2 Android 18.86% 3位から2位へ浮上。成長傾向
3 Java ME 12.81% 2位から3位へ下落。大幅に減少。減少傾向
4 Symbian 3.48% 大幅に減少。減少傾向
5 BlackBerry 2.48% 減少傾向
6 Windows Phone 0.23% 7位から6位へ浮上
7 Windows Mobile 0.20% 6位から7位へ下落。減少傾向
順位 バージョン別モバイルOS シェア 推移 備考
1 iPhone 29.98% 増加傾向。
2 iPad 28.53% 強く成長傾向
3 Java ME 12.81% 大幅減少。減少傾向
4 Android 2.3 8.48% 6位から4位へ浮上。成長傾向
5 Android 2.2 7.19% 4位から5位へ下落。減少傾向
6 Symbian 3.47% 大きく減少。5位から6位へ下落。減少傾向
7 iPod 2.99% 8位から7位へ浮上。
8 BlackBerry 2.48% 7位から8位へ下落。
9 Android 2.1 1.77% 減少傾向
10 Android 3.1 0.50% 成長傾向

iPhoneのシェアが増えるのは自然と考えられるが、iPadのシェアがかなり強く伸びている点は注目に値する。そのシェアはiPhoneに迫っており、Net Applicationsの報告においてiPadがバージョン別で1位になるのは、そう遠い先の話ではないかもしれない。

iOSの強い成長を受け、Androidを除く他のモバイルOSは軒並みシェアを減らした。Java MEはまだ3位につけているがシェアの下落幅が急激に増えており、今後数ヶ月の間にiOSとAndroidが大半を占める状況になると推測される。Androidはシェアを増やしているが、バージョンごとにシェアが別れる傾向があり、デバイスが単一のメーカから提供されるiOSと比べると大幅な増減はない。