NECは、音声認識技術を利用した議事録作成支援ソリューション「VoiceGraphy(ボイスグラフィー)」の新製品「VoiceGraphy 2.0」の販売を開始した。10月28日から出荷を開始する。価格は、音声を認識し文字に変換するVoiceGraphy2.0 音声認識サーバが1,800,000円、編集ツール「VoiceGraphy2.0」が600,000円、辞書である言語モデル「VoiceGraphy2.0」が3,000,000円(いずれも税別)。

編集画面

新製品は、音声ファイル認識機能における入力プロセスと音声の特徴量データ抽出処理を強化することで、認識処理スピードを従来製品の最大4倍に高速化している。音声ファイル認識は、実時間の約2~4倍のスピードで認識。会議の発言をその場でリアルタイムに文字に変換し、声の特徴をリアルタイムに自動学習、混同しやすい音も区別しながら学習し、認識精度が自動的に向上する「自動学習機能」を搭載する。また、任意の"えー"、"あのー"などの不要語を自動的に削除する。

動作環境は、VoiceGraphy音声認識サーバがWindows XP Professional SP3/Vista Business SP2/7 Professional SP1。