伊豆急行線の開業50周年と、特急「踊り子」運転30周年を記念し、伊豆急行はJR東日本と共同で「クモハ103」復活運転ツアーを実施する。

復活運転を行う伊豆急行100系「クモハ103」

100系は1961年の伊豆急行線開業時にデビューし、伊豆半島の観光の一翼を担ってきた車両。2002年に引退したが、クモハ103のみ入換え用の車両として伊豆高原駅構内に残されていた。今年、伊豆急行が開業50周年を迎えるにあたり、この車両を復活運転させることに。

今回のツアーはJR東日本のびゅう旅行商品「100系電車復活運転の旅」(日帰り商品)として販売。設定日は11月5日と19日、12月3日と17日、2012年1月14日と28日、2月4日で、募集人員は各回とも50名(最少催行人員2名)。

往路はJR新宿駅から「スーパービュー踊り子1号」で8時30分に出発し、伊豆高原駅に10時32分に到着。ここで100系団体臨時列車に乗り換え、伊豆高原~伊豆急下田間を往復で乗車できる。

ツアー参加特典の乗車記念プレート

同ツアーでは参加特典として、記念掛け紙付き弁当や乗車記念プレートも付くとのこと。新宿駅発着の旅行代金は大人1万1,800円、こども7,500円。