デジタルハリウッドは、16日から開催中の『Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO』のイベント合同展示会『HUB』の会場演出映像を、同校受講生の有志グループが制作したと発表した。制作された映像は、18日から20日の期間限定で『HUB』会場にて上映される。

本プロジェクトは10月初旬に始動し、学生が映像制作に取り組んだのは約2週間という短い期間。集まる時間が限られる中、企画書の閲覧やテスト映像の確認、コミュニケーションなど、作業のほぼ全てがFacebook上で進行したという。

制作された映像は、展示会のコンセプトである「Tokyo Daisy」に基づき、デイジーの花をモチーフとしながらも、3DCGなどのテクノロジーを駆使した作品となっている。「様々なブランド、クリエイター、人々が集まってできているHUB。それを"箱"で表現をしました」(受講生代表のコメントから抜粋)とのこと。

この取り組みは、卒業後に即戦力として業界で活躍できる人材を育成するため、同校が実施している実践力トレーニングOJT(On-the-Job Training)の一環として行われたもの。同校では、業界自体を活性化しながら人材育成をする「実践的産学協同」のプログラムと捉えている。