日本デザイン振興会は3日、「2011年度グッドデザイン賞」の受賞結果を発表した。本年度は5月18日に応募受付が開始され、復興支援を目的として東北6県(青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島)と茨城県に本社を置く事業者からの応募に関しては、応募費用が免除となっている。

グッドデザイン賞のWebサイト

審査対象となった3,162件に対して、一次審査および二次審査を実施した結果、1,112件(受賞企業数 : 649社)がグッドデザイン賞を受賞。Webサイトにて受賞対象の情報公開も開始され、各受賞対象の名称や受賞者名、概要、デザインの評価ポイントなどの情報が閲覧可能となっている。ただし、発売日などの関係により、情報公開が後日となる受賞対象もある。

東北6県と茨城県からの受賞は27件となり、タイ王国「デザインエクセレンス賞」との連携では、同賞を通じて応募された対象から61件がグッドデザイン賞を受賞している。

なお、「グッドデザイン大賞」「グッドデザイン金賞」「ロングライフデザイン賞」などを含む「グッドデザイン特別賞」については、11月9日に行われる「2011年度グッドデザイン賞表彰式」にて発表予定。