三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)、SMFGの完全子会社である三井住友銀行(SMBC)、プロミスは、30日開催の各社取締役会において、関係当局の許認可などを前提として、SMFGによるプロミスの完全子会社化に向けた基本方針に関して決議し、その具体的な取引の実施などに向けて、基本契約の締結などを行ったと発表した。

同完全子会社化に向けて30日、SMBCは同社取締役会において、SMBCによるプロミスの株式などに対する公開買付けの開始を決議し、また、プロミスは、同社取締役会において、公開買付けに賛同の意見を表明する旨の決議を行った。

また、プロミスは、30日開催の同社取締役会において、SMFGまたはSMBCを割当先とする第三者割当増資を決議し、SMFG及びSMBCは、同日開催の各社取締役会において、プロミスによる第三者割当増資をSMFGまたはSMBCが引き受けることについてそれぞれ決議した。

なお、プロミス、SMFG及びSMBCは、SMBCが公開買付けによりプロミスの発行済株式の全て(プロミスが保有する自己株式を除く)を取得できなかった場合には、原則として、公開買付け後にSMFGを株式交換完全親会社、プロミスを株式交換完全子会社とする株式交換を行うことにより、SMFGがプロミスを完全子会社とすることを企図している。