ミツエーリンクスは、スマートフォン・タブレット端末に特化したユーザビリティテストサービス「スマートフォン・タブレット端末向けユーザビリティテスト」をリリースした。

左から眼球運動、視線軌跡、注視率のテスト

このサービスでは、スウェーデンのTobii社のスマートフォン・タブレット端末専用のアイトラッキングシステム「アイトラッカー」を用いて、実機を用いたユーザビリティテストを行う。これにより、スマートフォンやタブレット端末に特徴的な細かな視線の動きを追うことが可能になり、ユーザーの認知特性や思考を高精度で推定できるという。

アイカメラ型のように身体に装着するタイプではなく、非接触型のアイトラッカーのため、ユーザーに余計な負荷を与えることなく、ユーザビリティテストを実施することが可能で、スマートフォン専用のアイトラッキングシステムによりユーザーの視線を確実に記録することが可能だという。

テストでは、対象者をユーザーテストスタジオに呼び、一人ずつテストを実施。進行とインタビューは専任のユーザビリティエンジニアが行う。ユーザーの行動と眼球運動をリアルタイムでモニタリングすることで、ユーザーの思考を推定し、問題を検出する。テストの計画から改善の施策までユーザビリティの専門家がサポートするという。