バックアップソフトメーカーのアール・アイは9月26日、「かんたん・無意識・軽快」というコンセプトのもとに開発した新製品「Air Back」シリーズ3製品を発表した。

発売された3製品は、PC向けの「Air Back for PC」、ファイルサーバ向けの「Air Back for File Server」、Microsoft SQL Server向けの「Air Back for MSSQL 」。

左から「Air Back for PC」、「Air Back for File Server」、「Air Back for MSSQL 」

Air Back for PCは、Officeファイル、音楽、動画、写真など、あらゆるデータをPCに取り込んだ瞬間に、データをバックアップできるソフトウェア製品。バックアップのタイミングは、ファイルの変更があったときやシャットダウン時などスケジュール可能で最大99世代まで自動保存ができる。

バックアップデータを圧縮・暗号化、ファイル名やファイルアイコンまでも自動変換できるセキュリティ機能も実装している。OSやアプリケーションを丸ごと取る「イメージバックアップ」ではなく、変化したファイルのみをバックアップする「ファイルバックアップ」のため、USBメモリやSDカードなどの小容量デバイスでもバックアップが可能となっている。

Air Back for File Serverは、ファイルサーバ専用に開発されたバックアップソフトで、ファイルの変化を検知して、変化したファイルだけをリアルタイムにバックアップするため、どんなタイミングでデータを失っても最新データを復旧できるという。

Air Back for MSSQLはMicrosoft SQL Serverに特化した専用バックアップソフト。初回ウィザードやテンプレートの実装により簡単にバックアップスケジュールを作成できるので、データベースに関する知識や経験があまりなくても利用可能だという。

価格は、「Air Back for PC」6,800円、「Air Back for File Server」78,000円、「Air Back for MSSQL」98,000円(いずれも税別)。