ウィルコムは21日、2011年秋冬モデルのPHS端末を発表した。「007Z」は、ソフトバンクモバイルの3G回線を使ったモバイル無線LANルーターで、PHS機能は搭載されていない。発売は10月7日で、価格はオープンプライス。同社直販サイト「ウィルコムストア」での「W-VALUE SELECT」での料金は33,600円(一括)、1,400円×24カ月(分割)で、毎月1,400円の利用料金割り引きがあるため、実質負担額は0円となる。

007Z

007Z(ZTEジャパン製)は、ウィルコムを再建中のソフトバンクが販売している3G対応ポータブル無線LANルーターで、今回ウィルコムからも発売される。「ULTRA SPEED」に対応しており、下り最大42Mbps、上り最大5.7Mbpsの通信速度をサポートする。無線LANルーターとして、無線LAN対応機器を接続し、インターネット接続が利用可能になる。

本体サイズは53(W)×102(H)×16.6(D)mm、約97gで、連続通信時間は約4時間、連続動作時かなは約130時間。無線LANはIEEE802.11b/g/n、3G回線はW-CDMA(1500/1700MHz)をサポート。ULTRA SPEEDエリア以外では下り最大384kbps、上り最大64kbpsとなる。

なお、ウィルコムでは今回の007Zにあわせて、ULTRA SPEED対応の料金コース「3Gデータ定額(S)」も提供する。2年契約を前提とした月額利用料金は4,980円の定額で、12月31日までに申し込むと月額料金が3,880円となる。