日立情報システムズはこのほど、日本マイクロソフトが提供する「Microsoft Office 365」に対応したクラウド型のメールアーカイブサービスを2012年1月より開始すると発表した。

東日本大震災以降、企業ではBCP策定や計画停電対策の一環として、クラウド型サービスの導入を検討する企業が増えているが、電子メールのクラウドサービスを利用するには、情報漏洩・訴訟のリスク、コンプライアンスへの対応など、厳密な管理が求められる。

こうした背景から、日立情報はメールアーカイブ製品「WISE Audit」を用いて、添付文書を含めた電子メールのアーカイブと高速検索、高機能なフィルタリングを付加した形で、Office 365に対応したクラウド型のメールアーカイブサービスを提供する。

同社は、今回のメールアーカイブサービスを第1弾とし、今後、Office 365を企業で安全に活用するためのSaaS型サービスを順次、発売していく。

サービスの価格は、1アカウント当たり500円から(税抜き)。