ジェイティービーはこのほど、日本の世界遺産に関するアンケート調査の結果を発表した。WEB上でアンケートを実施し、調査期間は7月7日~13日、有効回答は男性4,626人、女性2,893人。

「世界遺産へ登録後、世界遺産観光を目的として旅行をしたことはありますか? 」との質問には、54%が「はい」、46%が「いいえ」と回答。そのうち「はい」と答えた人に「どこの世界遺産に訪れましたか? 」と聞くと、1位は「古都京都の文化財」「厳島神社」(各11%)、3位「原爆ドーム」「日光の杜寺」(各10%)、5位「白川郷・五箇山の合掌造り集落」「姫路城」(各9%)となった。

世界遺産観光を目的として旅行をしたことがある回答者のうち、同じ世界遺産に複数回訪れたのは52%となり、その目的地は1位が「古都京都の文化財」(回答数1,098)、2位「古都奈良の文化財」(553)、3位「日光の社寺」(456)。

また世界遺産を訪れたことがない回答者にその理由を聞くと「混雑してそう」が最も多く30%、次に「どこが世界遺産だか分からない」が16%となった。

今後訪れてみたい世界遺産については、1位「屋久島」(回答数3,697)、2位「小笠原諸島」(2,831)、3位「知床」(1,865)、4位「平泉‐仏国土を表す建築・庭園・遺跡群‐」(1,245)、5位「白神山地」(1,243)という結果が出ている。同社は、「現在登録されている日本の世界遺産16件のうち、世界自然遺産は4件。世界自然遺産はその全てがトップ5にランクインされおり、特に人気の高い様子がうかがえます」とコメントしている。