CSK Winテクノロジは9月13日、電子メール誤送信防止製品「PlayBackMail(プレイバックメール)」のクライアントiPhoneアプリをApp Storeにて提供を開始すると発表した。価格は無料。

「PlayBackMail iPhoneアプリ」は、Microsoft Outlook用環境、Webブラウザ用環境から送信したメールを、シンプルな操作で、削除・即時送信を行うことが可能なiPhine向けアプリケーション。

「PlayBackMail iPhoneアプリ」画面

「PlayBackMail」は、2008年4月に発売を開始し、2011年1月にはクラウド環境版の「PlayBackMail Online」の提供を開始している。同サービスは、送信メールを一定時間保留し、保留時間内であれば誤送信に気付いた送信者自身が、Webインタフェースから誤送信メールを削除することができるサービスで、メールの保留、宛先のBCC変換、添付ファイルの自動暗号化、上長承認機能、第三者による保留中メール削除機能という強力な誤送信対策機能を持っている。

ユーザー用インタフェースとしてOutlook用環境、Webブラウザ用環境を提供しているが、外出先のモバイル環境でWebブラウザ用環境から同サービスを使用する場合、メールアドレスとパスワードを毎回入力する必要があるため、操作が煩雑で時間がかかってしまっていた。

メールの誤送信の防止には、短時間で素早く操作できることが重要なポイントであり、外出先からスマートフォンなどで簡単に利用したいという要望が多くあったことから、本アプリが提供される。

「PlayBackMail iPhoneアプリ」を使用することにより、アカウント情報は初回起動時のみの登録となり、2回目以降は起動してすぐに保留中メール一覧画面が表示される。アプリケーションの起動から最短2タップで誤送信メールを削除できるため、大幅な操作時間の短縮ができる。

「PlayBackMail iPhoneアプリ」は、「PlayBackMail」/「PlayBackMail Online」を利用しているユーザーに無料で提供される。さらに今後、Windows Phone、Androidにも順次対応予定。