キヤノンマーケティングジャパンは、電気設備の配電盤や情報通信のネットワーク配線で使用するチューブやラベル類に識別番号を印字するケーブルIDプリンタの新製品として、「Mk2500」および「Mk1500」の2機種を10月3日より発売すると発表した。価格はMk2500が109,800円(税別)、Mk1500が59,800円(税別)。

「Mk2500」

2機種は、2009年4月に発売したMk2100およびMk1100の後継機種で、「Mk2500」は従来機種の毎秒25mmから40mmに、「Mk1500」は毎秒12.5mmから25mmに印字速度がそれぞれ向上している。

Mk2500は、記名板へ印字する際に補正単位0.01%、最小0.085mm単位で補正できるので、連続・長尺印字の位置ズレを防ぎ、高精度に印字することができる。また、同梱されているPC接続キットを使用すれば、パソコンに入力したデータを直接印字できる。 いずれも印字方式は熱転写方式で、解像度は300dpi、印字文字サイズは印字文字サイズは2mm(漢字印字不可)、3mm、6mm(全角・半角あり)で、Mk2500は1.3mm(全角英数字のみ可)も可。

いずれも表示パネルはLCD(160×64ドット)で、外形寸法/重量がW250×D300×H85mm/約2kg。