リコーは、A4モノクロレーザープリンタの新製品として、28枚/分(A4縦送り)の「IPSiO(イプシオ) SP 3410L/3400L」2機種を発表した。自動両面印刷機能とネットワーク対応に対応した「IPSiO SP 3410L」が9月8日より、未対応の「IPSiO SP 3400L」が10月25日より発売される。

価格はいずれもオープンで、想定実売価格は「IPSiO SP 3410L」が4万円前後、「IPSiO SP 3400L」が3万円前後。

「IPSiO SP 3410L」

新製品はともに、現在発売中の「IPSiO SP 3410」(2010年1月発売)をベースに、A4モノクロレーザープリンタのラインナップを拡張するもので、両モデルともにベース機に比べ、より小容量のトナーカートリッジを用意している。

本体サイズは、W370×D392×H262mmとコンパクトで、カートリッジの交換や用紙の補給など、前面からの操作が可能。また、定着ローラーに薄いアルミ素材を採用することにより、省エネモードからの復帰時間は20秒以下、予熱モードからの復帰は10秒以下とそれぞれ高速を実現している。

解像度は1,200×600dpi、600×600dpi、給紙容量は標準でトレイが250枚、手差しトレイが50枚で、オプションにより最大550枚まで拡張が可能。インタフェースは、USB 2.0が共通で、「IPSiO SP 3410L」のみ10BASE-T/100BASE-TX有線LANに対応する。重量は「IPSiO SP 3410L」が約12.5kg、「IPSiO SP 3400L」が約11.6kg。