東芝は2日、無線LAN機能を搭載したSDHCカード「FlashAir」を発表した。11月よりサンプル出荷が開始され、2012年2月より発売開始の予定だ。価格はオープンで、発売が予定されている8GBモデルの推定市場価格は6,000円台半ば。

「FlashAir」

本製品をデジタルカメラなどに挿入することで、パソコンを介さずに無線LANを利用したファイルの送受信が可能になる。無線LAN規格はIEEE802.11b/g/nで、セキュリティはWEP、TKIP、AES(WPA、WPA2)に対応している。対応する主なファイル形式は「.jpg」「.raw」「.mpg」など。無線LAN利用で気になるバッテリの持続時間の圧迫に関しては、データの送受信時にのみ機能が起動するため消費電力の抑制が可能だ。なお、クラウドサービスへのアップロード・ダウンロードも行えるようになるとのこと。