JR東海は1日、「飯田線&秘境六駅検定」の実施要項を発表した。今年は10月15日に飯田市役所(JR飯田駅より徒歩約10分)で開催し、検定料は無料。

飯田線の豊橋~飯田間を走る特急「伊那路」

飯田線は豊橋駅(愛知県)から飯田駅(長野県)を経て辰野駅までを結ぶ路線。中央アルプスと南アルプスに挟まれた天竜川の渓谷に沿って走り、変化に富んだ風景が魅力となっている。また、全長約195kmの中に94もの駅があり、小和田駅や田本駅など、「秘境駅」として知られる駅も存在する。

「飯田線&秘境六駅検定」では、これまで毎年行われてきた「飯田線検定」(初級、中級、上級の3コース)に加え、新たに「秘境駅検定」も加わった。

「秘境駅」として有名な飯田線小和田駅

「飯田線検定」では、飯田線や飯田市の歴史や自然、文化に関する問題を難易度に応じて出題。「秘境駅検定」では、「秘境駅」として知られる小和田駅、中井侍駅、為栗駅、田本駅、金野駅、千代駅の6駅にちなんだ問題や、秘境駅全般に関する問題が出題される。各コースとも80%以上の正解で合格となり、合格者には「認定証」が贈られる。

受検希望者は往復はがきに必要事項を記入し、「飯田線イベント事務局」へ郵送が必要(詳細はJR東海サイト内の実施要項を参照)。

なお、受検者全員に、飯田市・飯田観光協会より、「ちょっぴり和菓子プレゼント」と、協賛店舗で使える和菓子割引券などが贈られるとのこと。