日本ブランド戦略研究所は8月30日、日本企業236社のWebサイトの価値に関する調査結果を発表した。同調査では、企業のWebサイトの価値を金額で表し、ランキングとして発表している。

同調査は、2011年3月期またはその直近の1年間の決算報告書による財務調査とインターネットによるアンケート調査によって行われた。回答者は全国の一般消費者で有効回答数は1万8,600人。

今回トップとなったのは昨年4位だった全日本空輸で、同社のWebサイトの価値は1,079億と試算されている。これに、パナソニック、トヨタ自動車、NTTドコモ、本田技研工業が続く。

全日本空輸は昨年パナソニックに1位の座を奪われたものの、今回トップに帰り咲いた。パナソニックは第2位に陥落。また昨年の調査で自動車・バイク業界でトップを保持してきたトヨタをホンダが上回ったが、今回はトヨ自動車が3位、ホンダが5位という結果となっている。

トップ10の企業は以下のとおり。

順位 企業・ブランド名 Webサイト価値(百万円)
1 全日本空輸 107,877
2 パナソニック 88,337
3 トヨタ自動車 72,337
4 NTTドコモ 60,291
5 本田技研工業(ホンダ) 56,960
6 日産自動車 52,513
7 サントリー 51,787
8 JTB 48,008
9 日本航空 47,913
10 ユニクロ 45,728

全日本空輸 Webサイト。試算価値は1,079億円

パナソニックのサイト Webサイト。試算価値は883億円

トヨタ自動車 Webサイト。試算価値は723億円