EMCジャパンは8月25日、クラウド向けストレージ・リソース管理ソフトウェアの新製品「EMC ProSphere」を発表した。ダイナミックな仮想化環境に対応したエンタープライズ向けストレージ・リソース管理ソリューションとして、ストレージ管理の効率化および自動化を目指して設計されたもの。

同製品では最新のフェデレーション・アーキテクチャにより、ストレージの設置場所を気にすることなく包括的なマルチサイトの一元管理を実現。また、エージェント不要のディスカバリ機能や、ポリシー管理を効率化する「Smart Group」機能、さらにEMCのストレージやVMwareの最新仮想化テクノロジーと緊密に統合されていることにより、ストレージ・インフラの効率的な管理が可能。

直感的に使えるブラウザベースの新たなユーザー・インターフェースを採用し、大規模な仮想化環境の複雑な関係性をわかりやすく表示することが可能なほか、監視/分析機能もほぼリアルタイムで稼動するという。また、ハードウェアの要件を削減し、既存モデルと比べて必要な物理サーバ数を最大75%削減している。

ストレージからホスト間の性能情報を一元管理

2クリックで、大規模データセンター内のエンド・ツー・エンド・ビューを参照