リコーは、A4カラーレーザープリンタの新製品として「IPSiO SP C241/C230L」、A4カラーレーザー複合機の新製品として「IPSiO SP C241SF/C230SFL」の合計4機種を9月上旬から順次発売すると発表した。

価格はいずれもオープンだが、市場想定価格は、A4カラーレーザープリンタの「IPSiO SP C241/C230L」はいずれも5万円前後、A4カラーレーザー複合機の「IPSiO SP C241SF/C230SFL」は、両機種とも10万円前後となっている。

「IPSiO SP C241/C230L」

カラーレーザープリンタのIPSiO SP C241は20枚/分、IPSiO SP C230Lは16枚/分の印刷スピードを持つ。いずれも9月5日から販売される。

「IPSiO SP C241」

IPSiO SP C241は、外形寸法がW400×D450×H320mmとコンパクト設計で、9,600dpi相当×600dpiの解像度を実現。前機種の16枚/分から20枚/分にスピードアップしたほか、耐久性は18万ページと2倍に向上(IPSiO SP C230Lは9万ページ)し、自動両面を標準装備している。2種類の容量のトナーが用意され、大容量トナー使用時の1枚あたりのコストは、フルカラーの場合約12.0円、モノクロの場合約3.0円となっている。

IPSiO SP C230Lは、外形寸法がIPSiO SP C241と同じでコンパクト設計。9,600dpi相当×600dpiの解像度を実現し、ウォームアップタイムは、前機種の51秒から30秒に短縮。また、こちらも自動両面印刷機能を標準搭載している。

「IPSiO SP C241SF/C230SFL」

IPSiO SP C241SF/C230SFLは、カラープリンタ、カラーコピー、FAX、カラースキャナの4つの機能を搭載し、印刷スピードは20枚/分。両面印刷を標準搭載する。外形寸法は、どちらもW420×D493×H476mmとコンパクト設計で、印刷解像度は9,600dpi相当×600dpi、スキャナの光学解像度は1,200×1,200dpi。発売はいずれも10月上旬の予定。

「IPSiO SP C241SF」

IPSiO SP C241SFは、ウォームアップタイムを前機種の48秒から30秒に短縮したほか、耐久性も前機種の2倍の18万ページ(IPSiO SP C230SFLは9万ページ)に向上している。一方、IPSiO SP C230SFLはウォームアップタイムを前機種の51秒から30秒に短縮している。