ネットマイルは8月10日、同社社員が採用面接に関する不適切な書き込みをGoogle+において行ったとして、謝罪を行った。この件は2ちゃんねるなどで話題になり、同社にはクレームのメールが届いていた。

同社によると、8月9日の16時過ぎから17時過ぎにかけて、同社管理本部所属経理担当の男性社員がGoogle+において、同社の「採用担当者」を装い、実際には存在していない「30歳の専門学校生」を面接しているという、虚偽の「面接の実況中継」を実施したという。

これを受け、21時20分頃から「2ちゃんねる」などで話題になり、24時までにクレームのメール約50通が同社に届いた。

社内で緊急調査を行った結果、当該男性社員がGoogle+で虚偽の書き込みを行っていたことが判明し、当該社員は虚偽の書き込みを行ったことを認め、「SNSでの私的な発言が、これほど話題になるとは考えていなかった」と弁明したという。当該社員のGoogle+のアカウントと虚偽の「面接の実況中継」の書き込みはすでに削除されている。

その後、同社はWebサイトおよび採用専用ツイッター公式アカウントで「お詫び」を掲載した。

同社は対応策として、社内規定に基づいて当該社員に処分を下すとともに、その他の社員についてはSNSの利用状況を調査を実施するとしている。

お詫びが掲載されたネットマイルのWebサイト