Windows Internet Explorer 9

Microsoftは8月9日(米国時間)、IE6、IE7、IE8、IE9にリモートからのコード実行を許可する脆弱性があることを発表した。この脆弱性を利用するように細工されたWebページをIEを使って閲覧すると、リモートからコードが実行される可能性があるという。管理者権限をもっていないユーザであれば影響は小さいという説明もある。

この脆弱性への対応は2011年8月分のセキュリティアップデートで対応可能。通常は自動アップデート機能により取り込まれる。自動アップデート機能を無効にしてある場合、自動アップデート機能を有効にして対処するか、またはWindows UpdateやMicrosoft Updateを使ってただちに手動で適用することが推奨されている。

IE9 Windows Update - Windows 7

IE8 Windows Update - Windows XP

IE7 Windows Update - Windows XP

IE6 Windows Update - Windows XP

IE 9.0.1 - Windows Update前

IE 9.0.2 - Windows Update後

今回のセキュリティアップデートではIE6、IE7、IE8のバージョン番号は変更されないが、IE9はバージョン番号が9.0.1から9.0.2へアップデートされている。