バンダイは8日、35年以上の歴史を持つ玩具ブランド「超合金」の技術を結集し、実在する造形物をリアルに再現した大人向けのホビーアイテム「大人の超合金」シリーズ第4弾『大人の超合金 新幹線0系』を2012年2月24日(金)に発売すると発表した。価格は78,750円。

『大人の超合金 新幹線0系』

「大人の超合金」シリーズは、2010年3月に『アポロ11号&サターンV型ロケット』、2010年12月に『スペースシャトル エンデバー号』、そして2011年6月には『小惑星探査機はやぶさ』を商品化。そのクオリティの高さから、発売後すぐに品薄になるという人気を博している。

待望の第4弾となる『大人の超合金 新幹線0系』は、1964年10月から2008年12月までの44年間、東海道新幹線と山陽新幹線にて運用された国内初の新幹線車両(21形式1号車両)を徹底した実車取材により、外観から内部に至るまで1/45スケールで再現。高度経済成長期に"夢の超特急"と呼ばれた「新幹線0系」を自宅で堪能することができる。

車両本体の屋根は取り外しが可能。定員75名の転換式座席や後方デッキの洗面所・トイレまでも再現。さらに蛍光灯の点灯も可能となっている。また、床下機器や車体の各所に記載された文字や表記まで忠実に再現されている。

新幹線0系とディスプレイスタンド。ミラーにより、奥面も眺めることが可能

運転席の計器類もこだわりの再現

乗降口の開閉も可能

車両後部。各所に記載された文字に注目

定員75名の転換式座席

後方デッキの洗面所・トイレ

同梱するディスプレイスタンドはミラーを多用し、飾った状態でも車体の反対側や床下機器を眺めることができる。また、背面ミラーパネルを取り外すことで、ホームから見たディスプレイも可能。

光前頭と両脇の前灯は、白と赤のパターンで点灯

車両内の蛍光灯の点灯も可能となっている

商品仕様は、本体サイズが全長約559mm、全幅約75mm、全高約88mm。車両1両(21形式1号車両)のほか、ディスプレイスタンド(レールタイプ)、ミニフィギュア20体、特別冊子が付属。なお、、初回生産分には限定特典として、新幹線の歴史を彩った4種の光前頭が印刷された交換パーツが付属、差し替えで装着が可能となっている。

初回生産限定特典となる交換パーツ。画像はそのデザイン

主な販売ルートは、全国の模型店、玩具店、家電・量販店の模型・玩具売場、インターネット通販等が予定されている。