アルプス システム インテグレーションは8月4日、中国語サイトへのアクセス急増に対応し、これまで中国現地法人に対し有償で提供していたURLデータベースオプション「InterSafe WebFilter China Option」のURLデータベースを10月4日より標準で提供開始すると発表した。

同社はこれまで中国の企業や学校に対し、Web フィルタリングソフト「InterSafe WebFilter」とそのオプションである中国現地法人向け有償URL データベースオプション「InterSafe China Option」を提供してきた。

InterSafe WebFilterの標準機能では、日本人がアクセスしやすい中国語のアダルトサイトや違法サイト、不正コード配布サイト、ウイルス感染サイトなどのアクセス制限に対応してきたが、中国とのビジネスや文化交流の拡大により、企業や官公庁、教育機関などでも一般的な中国語サイトへのアクセスが増加しており、日本語サイトと同様な課題解決に対するニーズが増えてきたという。

こうした背景より、同社は有償で提供してきたInterSafe WebFilter China OptionのURL データベースを統合し、InterSafe WebFilterの標準URL データベースとして提供することにした。

InterSafe WebFilter China OptionのURLデータベースが標準で提供される製品は、Web フィルタリングソフト「InterSafe WebFilter」のほか、クラウド型Web フィルタリングサービス「InterSafe CATS」、家庭向けフィルタリングソフト「InterSafe Personal」となる。