パロアルトネットワークス 創業者兼最高技術責任者 ニア・ズーク氏

パロアルトネットワークスは8月2日、2億米ドルを上回るブッキング ランレート(直前に終了した会計年度四半期のブッキング量の4倍)を達成したと発表した。同社のキャッシュフローは5四半期連続で黒字となり、今後も継続する見通し。

加えて同社は、直近の会計年度における事業の割合について、米国がおよそ60%、それ以外の国際展開が40%であることを明らかにしている。

同社の顧客企業のうち、Qualcomm、eBay、Cricket、VeriSign、Los Angeles Community College Districtをはじめとする20社以上の顧客が100万米ドル超に相当する同社の次世代ファイアウォールを導入している。

同社の創業者兼最高技術責任者のニア・ズーク氏は「これらの数字は、当社がネットワーク セキュリティ市場に与えてきた極めて大きなインパクトを反映したもの。当社の製品は、既存のベンダーがこれまでの15年間にわたって企業に販売してきたファイアウォールのリプレースを急速に推し進めている。当社は製品イノベーションと顧客の成功に力を注いでいるため、ネットワーク セキュリティの現代化を求める組織にとって当社のソリューションを選択することが容易になっている」とコメントしている。