ナナオは、ディスプレイ品質管理ソフトウェア「RadiCS Version 4.0.0」と、ネットワーク品質管理ソフトウェア「RadiNET Pro Version 4.0.0」の販売を開始した。価格はいずれもオープン。

「RadiCS Version 4.0.0」

「RadiNET Pro Version 4.0.0」

RadiCSは、常に安定した状態で画像を忠実に表示できるよう、ディスプレイの表示精度を点検・補正するソフトウェア。RadiNET Proは、複数のディスプレイをネットワーク経由で一元管理するソフトウェアで、いずれも病院施設での利用を想定している。

新しいRadiCS Version 4.0.0は、ユーザーインタフェースを改良し、グラフィカルなデザインやアイコンを文字の横に配置し、操作内容を視覚的、直感的に捉えやすく改良されている。

新機能としては、不変性試験などの定期点検で不合格判定になった場合、RadiCSを起動しなくてもタスクトレイに注意を促すアイコンを表示する機能を追加したほか、受入試験、不変性試験のレポート作成が1クリックで可能となった。また、受入試験、不変性試験の実行時間を現行バージョンと比較して約21%短縮した。

一方、RadiNET Pro Version 4.0.0では、ツリー表示を採用した階層レイアウトにより、管理ディスプレイの構成を視覚的に捉えやすくしたほか、様々な解像度の表示に対応している。そのほか、管理PC対応ブラウザにMozilla Firefoxを追加している。