グッドスマイルレーシングは29日、日本最高峰の自動車レースとされる「SUPER GT」に初音ミクの痛車で参戦中のレーシングチーム「GSR&Studie with TeamUKYO」(監督: 大橋逸夫)の個人スポンサー数が1万人を突破したと発表した。

「SUPER GT」で疾走中の初音ミク痛車

2008年より開始した「初音ミク GT プロジェクト」は、「ファンの力で走るレーシングチーム」というコンセプトのもと「個人スポンサー制度」を実施。今期の参戦チーム「GSR&Studie with TeamUKYO」でもこの制度を継続しており、毎戦個人スポンサーのハンドルネームをサーキットで掲示し、その人数をマシンのルーフに乗せて出走している。

また、今期は、チームのスポーティングディレクターに片山右京氏を、ファーストドライバーに谷口信輝選手を起用し、先月のマレーシア、セパン・インターナショナル・サーキットで行なわれた第3戦では初優勝を飾るなど、年間チャンピオン獲得に向けて邁進中。そんな中、個人スポンサー数はプロジェクト過去最高の10,671名となり、ついに1万人を突破した。

なお、7月30日からスポーツランドSUGOで開催されるSUPER GT 第4戦には、10,671名のスポンサー数をマシンのルーフに乗せて出走するという。

個人スポンサー数"10,671"が記されたマシンのルーフ

「figma レーシングミク 2011」が特典の新個人スポンサーを募集中

現在チームは、第3戦での初優勝を記念して、チームキャラクターである「レーシングミク」のフィギュア「figma レーシングミク 2011 初優勝記念ver.」が特典についた新個人スポンサーコースを募集中。

この初優勝記念ver.は、クリア素材を使用した透明感のあるツインテールやレースクイーンとお揃いのコスチュームなど、村上ゆいち氏が描く原画を再現したモデルとなっており、表情替えパーツの笑顔、サーキットには欠かせないパラソル、初優勝を記念した優勝カップ、フラッグ、ピットボードなどが付属する。

「figma レーシングミク 2011 初優勝記念ver.」。可動フィギュアのfigmaだけあり、ポージングも思いのまま

なお、figma特典付き個人スポンサーコースは、全部で4コース。figmaのほかにも初優勝記念フォトブックや、スポーツブランド「ENTLO」製のパーカー、Ridel製のトランクバッグが付属するコースが用意されている。各コースはニコニコ直販の「個人スポンサー募集特設ページ」にて、2011年8月8日の22時まで申込受付中。

figma特典付き個人スポンサーコース。金額ごとに全部で4コースが用意されている

(C)Yuichi Murakami / Crypton Future Media, Inc.