「トップバリュ 国産黒毛和牛」

イオンは28日、「トップバリュ 国産黒毛和牛」として販売する全ての肉牛について放射性物質に対する全頭検査を開始した。全頭検査を実施した同商品は、関東地区の「イオン」「マックスバリュ」計115店舗にて販売される。

同商品はこれまでも、肥育農家における飼料や水の体系的な管理を実施していたという。しかし、牛に餌として与えられた稲わらから国の暫定許容値を超える放射性セシウムが次々と検出されている状況を受け、第三者検査機関にて測定機器(ゲルマニウム半導体検出器)を用いて放射性物質を検査する体制をとることにした。既に7月13から、同商品向けに出荷された牛について検査を開始している。

今後は出荷量を現在の2倍近くに拡大し、全国の「イオン」「マックスバリュ」全店計約1,000店舗に展開を拡大していく予定。