LGエレクトロニクス・ジャパンは28日、IPSパネルを採用した21.5型ワイド液晶ディスプレイ「IPS225V-BN」、23型ワイド液晶ディスプレイ「IPS235V-BN」を発表した。8月中旬より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は21.5型のIPS225V-BNが20,000円前後、23型のIPS235V-BNが24,000円前後。

「IPS225V-BN」および「IPS235V-BN」

工場出荷時に1台ずつキャリブレーションし、一般的な標準値とされるガンマ値「2.2」、色温度「6,500K」に近づくように高精度で調整。すべての製品にキャリブレーションレポートが同梱される。本体のOSDはRGBとCMYの6色調整やオーバースキャンといった機能を搭載。

デュアルモニタ用のソフトウェアが付属し、デスクトップ拡張モードやクローン表示モードなどを、液晶ディスプレイ側のOSDで設定可能。また、Webブラウザなどのウィンドウサイズを瞬時に調整し(表示画面の半分)、操作画面をすばやく整理できる。

主な仕様はほぼ共通で、液晶パネルはIPS方式、光源はLEDバックライト、解像度は1,920×1,080ドットのフルHD対応、輝度は250cd/平方メートル、コントラスト比は1,000:1(DFC有効時は5,000,000:1)、視野角は水平/垂直とも178度。応答速度は中間調(GTG)で14ms、中間調から黒または白で8ms。応答速度の偏差の平均値は、中間調で5msとなっている。

映像入力インタフェースは、DVI-D(HDCP対応)、HDMI、D-Sub。スタンドでは上15度/下5度のチルトが可能。

本体サイズ/重量は、21.5型のIPS225V-BNがW513.2×D191×H398.4mm/3.7kg、23型のIPS235V-BNがW547.5×D417.8×H191mm/4.0kg。