現在、俳優の高岡蒼甫がtwitterで発信している内容が非常なる話題を集めている。時系列で発言およびネットユーザーの反応をまとめた。

発端は23日のこの発言だった。

『正直、お世話になった事も多々あるけど8は今マジで見ない。韓国のTV局かと思う事もしばしば。しーばしーば。うちら日本人は日本の伝統番組求めてますけど。取り合えず韓国ネタ出て来たら消してます^^ ぐっばい。』

高岡蒼甫

これを受けて2ちゃんねるにはすぐにスレッドが立ち、リツイートの数も爆発的に増加。27日の14:00の時点ですでに本スレッドは55スレ目に突入し、いわゆる「祭り」状態となっている。書き込まれる内容はおおむね「よくぞ言ってくれた!」「これは応援せざるを得ない」といった賛同するコメントや、韓流やそれを大々的に取り上げる大手マスコミに対する批判が大半を占めている。

その後も高岡は続けざまに

『ここはどこの国だよって感じ^^ 気持ち悪い! ごめんね、好きなら。洗脳気持ち悪い!』

と現在の韓流ブームに対する嫌悪感を隠さずtwitterにポスト。フォロワーからは「同意!」「思ったことを隠さずにツイってくれるから嬉しい」「私も思ってた。メディア怖い」など同調する返信が数多く寄せられる一方で、仕事への支障を心配する声も上がった。しかしこれに対しても、

『びびってんじゃねーよ^^てめーの国だろっつーのね^^ 骨抜きだよ。今の日本人は。裏では偉そうな事並べるけどね! 芸能人もびびってなんにもしないしね、ダサすぎる。』

と一蹴。

高岡の勢いに引っ張られる形で、現在の韓流ブームが"作られたもの"だと感じていた一般ユーザーのメディアに対する疑念や怒りが噴出、高岡への応援コメントと共に大量にtwitter上に流れるに至る。それと同時に韓国からの反論や、芸能人という立場でありながら大胆な発言を繰り返す高岡への苦言も増え、「高岡蒼甫VS.韓流+迎合メディア」という対立の図式が出来上がってきた。

このツイートが口火を切った

状況が急転したのは26日。

『ごめんなさい、訂正します。自分はこんな事は書きたくありませんが、本人が書いてくれと言っているので書きます。家の妻は自分と一緒の思想ではありません。火の粉が飛ぶのは勘弁です。と。そう訂正してくれと言われましたのでそのまま書かせて頂きます。はぁ、家出ようかな。』

と、妻である宮崎あおいと意見の相違があった旨を発表したのだ。

『一緒の思想にはならなくていいと思うけど彼女の後ろにいる人たちと共存する気はありません。さらっと流れに身を任せたいと思います。』

妻の宮崎あおい。とばっちりは避けたかったか

と、複雑な事情をにおわせるような発言も続き、ただでさえ祭り状態だった2ちゃんねるの勢いはさらに加速。宮崎を非難し、高岡を擁護する論調が激しさを増す。

その中で夫婦の亀裂は修復しがたいものだろうという憶測から「離婚フラグ立ったな」「離婚近そうだな」との書き込みも相次ぎ、twitterでも「あおいちゃんのこと、あいしてますか?」とダイレクトな質問も寄せられたが、『勿論、愛してます。誤解しないでくださいね』と返答。

双方の所属事務所に今回の発言による影響や今後の対応などについて聞いてみたが、「折り返します」(高岡)、「担当は外出中で本日は戻りません」(宮崎)ということでコメントをもらうことはできなかった。

27日になってからの高岡の発言は

『美しい日本を渡さない』

『共に戦いましょう』

『日本を1人1人の手で守りましょう』

と、まるで何らかの覚悟を決めた憂国の士そのものだ。

この騒動はどこへ向かい、どのような終結を迎えるのか。今後も動向を見守りたい。

高岡蒼甫が投じた一石はどのような波紋を描くのだろうか