クリアスウィフトは7月27日、ユーザー単位でのWebアクセス分析やアドウェアブロック機能を搭載したWebセキュリティ製品の最新版「CLEARSWIFT SECURE Web Gateway 2.4」の発売を開始したと発表した。

同製品は、企業向けのWebセキュリティ対策ソリューションとして、ウイルスやマルウェア脅威のブロック機能や、インターネットを通して社内外に流れる情報の内容によって制御するなどの情報漏洩防止機能を備えている。今回のバージョン2.4では、Web閲覧情報をユーザー単位でレポートする機能やアドウェアのブロック機能が新たに搭載された。

CLEARSWIFT SECURE Web Gateway製品紹介ページ

Web閲覧情報のレポート機能では、アクセスしたサイトやアクセス時間、日時などの情報をユーザー単位で把握することで、企業の潜在的なセキュリティホールの把握や情報漏洩の未然防止を実現する。

アドウェアやスパイウェアのブロック機能では、フィルタの対象となるURLカテゴリーに「アドウェア/スパイウェア」「マルウェア広告」を追加することで、既にスパイウェアに感染しているPCからWebリクエストがあった場合でも「スパイウェアコールホームの検出」という新しいルールで未然にリスクを防止できるようになっている。URLカテゴリー数はこれまでの77種類から83種類に拡充され、登録Webページ数は約90億ページに上る。

同製品の価格は、教育機関向けには50ユーザーで18万円から、一般企業向けには50ユーザーで60万円からとなっており(共に税抜)、いずれも代理店を通じての販売となる。