MySQL

Oracleは7月25日(米国時間)、コミュニティに向けてMySQL 5.6の新機能にアクセスできるようにする取り組みを開始したことを発表した。アーリーアクセス版のMySQLはMySQL Server Snapshotsからダウンロード可能。ソースコードが提供されているほか、ものによってはWindows版、Mac OS X版、Linux版、Solaris版の32ビットおよび64ビットバイナリが提供されているものもある。

今回発表されたアーリーアクセス版で試せる機能は次のとおり。

  • InnoDB全文検索機能。全文インデックスの作成とInnoDBテーブルに格納されたテキストコンテンツに対する検索が可能。
  • InnoDBバッファプール事前読み込み機能。InnoDBバッファプールを事前読み込みすることでサーバの再起動後におけるウォームアップ時間を大きく短縮する機能。
  • InnoDB Redoログファイル拡大。InnoDBのRedoログファイルの上限を4GBから2TBへ拡張。書き込み負荷の高いケースやトランザクションが長い間実行されるようなケースでの性能向上が期待できる。
  • Binlogグループコミット機能。MySQLレプリケーションの性能向上が期待できる。
  • Binlog API提供。提供されるAPIを利用することで新旧異なるMySQLアプリケーションやそのデータをシームレスに統合しやすくなる。

特定の機能を有効にしたMySQLがそれぞれ提供されるという形になっている。フィードバックを得てより開発が進んだ段階で、最終的にMySQL 5.6の開発版にこれら機能がマージされることになる。提供されるアーリーアクセス版はあとから機能が追加されることもあるため、新しいものを試したい場合には定期的にMySQL Server Snapshotsをチェックしておきたい。