Java Programming Language

スケジュール通り、7月28日にJava SE 7の正式版が公開される目処がたったとJavaプラットフォームグループのチーフアーキテクトが発表した。7月18日(米国時間)までにJava SE 7をリリースするために必要となるすべてのJSRが賛成多数で可決されたことで、リリースが延期される大きな要因がなくなったため発表に至っている。仮にリリースが伸びるとしても、それはバグなどの技術的な要因で、現在のステータスを考えるとそれほど大きな遅延は起きないものとみられる。

現在の主要バージョンであるJava SE 6がリリースされたのは2006年12月11日(米国時間)であり、もう4年半ほどメジャーバージョンアップが行われていない。OracleはJavaの早期リリースを実現するため、当初Java SE 7で導入が予定されていた機能のいくつかをJava SE 8へ先送りすることを決定。こうして2011年中期のJava SE 7リリースにこぎつけた。

Java SE 8のリリースは2012年の後期が見込まれており、Java SE 8にはモジュールプログラミング機能やプラットフォームそのもののモジュール化、アノテーションの拡張、ラムダの導入、デフォルトメソッドの導入、コレクションを言語として導入、などが予定されている。