スバル、軽自動車の「プレオ」「ルクラ」を改良

富士重工業(スバル)は、軽自動車「プレオ(PLEO)」シリーズおよび「ルクラ(LUCRA)」シリーズに、追加グレードの設定や装備の改良などを施し、7月19日より発売する。価格はプレオが72万円から136万6750円、ルクラが115万5750円から164万1000円。両モデルともダイハツ工業よりOEM供給を受けて販売される。

プレオには追加グレードとして、「F」「L」をベースにインテグレーテッドCDプレーヤー&AM/FMチューナー、マニュアルエアコン、UVカットガラス、マルチリフレクターヘッドランプなどを標準装備しながら価格を抑えた「F スペシャル」「L スペシャル」が設定された。

そのほか、安全装備であるABSの全車標準装備化、AWD車の燃費性能向上、プレオバンにCVT(自動無段変速機)を搭載するなど、シリーズ全体の商品力向上を図った。また、AWD車の燃費を向上させたことにより、プレオ全車で「平成22年度燃費基準+25%」を達成。エコカー減税により自動車取得税と重量税が75%軽減される。

ルクラには追加グレードとして、ブラック色のインテリアや、14インチアルミホイール、ルーフスポイラー、サイドシルスポイラーなどのスポーティな装備を採用した「L ブラック インテリア リミテッド(L Black Interior Limited)」が設定された。

また、NAモデル全車に新エンジンを搭載し、燃費性能を向上。これにより、NAモデル全車で「平成22年度燃費基準+25%」を達成。エコカー減税により自動車取得税と重量税が75%軽減される。そのほか、「L スペシャル」と「L」グレードの前席にアームレストを採用したほか、グレード体系を見直して、ルクラを3グレード、ルクラ カスタムを2グレード展開とした。